事業再構築補助金(通常枠最大6000万円)経済産業省

台東区議会議員の岡田ゆういちろうです。
コロナ禍で飲食店はもちろんのこと、区内の中小企業の多くが厳しい経営状況になっており、大変なご労苦に心を痛めております。
多分に漏れず、私の経営する製造業も大変苦しい状況です。このような状況を打開する一助になるかもしれない補助金をご紹介します。
事業なを再構築する補助金、(事業再構築補助金)が創設されます。
イメージとしては現状の業種でのノウハウを生かしながら、新しい分野に進出するための補助金です。
(経済産業省による定義では「「新分野展開」、「事業転換」、「業種転換」、「業態転換」又は
「事業再編」の5つを指し、本事業に申請するためには、これら5つのうち、いずれかの類
型に該当する事業計画を認定支援機関と策定すること」)
一昨日(2021/3/17)最新の情報が出ましたので私なりの視点でお伝えします。
少し複雑で手間もかかりますが、チャレンジする価値はあると思います!
特にこのページの下部にある「今できること」は是非行っておいていただたいです。

事業再構築補助金

【この補助金について現在わかっていること】

  • [通常枠]総費用の2/3まで(100万円~6000万円)の補助額
  • 令和3年度に複数回公募する(但し前例からは早くに申請したほうが通りやすい)
  • 新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、事業再編の5つの手法によって事業の新規性を作っていくと対象となる。
  • 助成金や支援金は要件を満たしていれば給付されますが、補助金は提出した申請に対してコンペのように選抜される。
  • ただ、この補助金は菅政権の目玉政策であるため、ものづくり補助金などと比べると比較的通りやすいと考えられる。
  • 新規事業を開始するための、他社事業の買収(M&Aや事業譲渡)も対象。但し、事業譲渡にかかる費用のみで株式譲渡は対象外。
  • 新規性が求められるので既存事業の延長線上にある投資は不可。
  • 3月下旬に公募要領の発表と申請開始
  • 別の事業目的ならば「ものづくり補助金」も申請可能
  • 補助金が出るまでの間、資金の不安をなくす為、「つなぎ融資」を活用できます!※松島みどり代議士のツイートをご覧ください。
  • [補助対象になるもの]

      建物の建設や改修工事費用
      従業員の教育訓練費
      機械設備の購入
      システム開発やソフトウエアの購入
      広告宣伝費用
      外注費(加工、設計等)
      技術導入費(知的財産権導入に係る経費)
      他社事業の買収(M&A)費用
      販売促進費(広告作成、媒体掲載、展示会出展等)等

    【注】(補助対象企業の従業員の人件費及び従業員の旅費は補助対象外です)

    【今できること】

    GビズIDという様々な行政サービスにログインできるサービスのIDを急いで取得する(3~4週間取得に時間がかかります)
    再構築できる事業をしっかりと考える

    詳しくは経済産業省・事業再構築補助金のホームページに!
    もちろん、台東区産業振興事業団でもご相談可能です。

    利用できる一例


    このように様々な業種業態で利用できます!